北海道高等学校文化連盟のホームページにアクセスいただいた皆さん、ありがとうございます。北海道高等学校文化連盟会長の吉野と申します。
今年度は、早い春の到来とともに、全道で高文連の活動が始まりました。
昨年度までの新型コロナウイルスの世界的な感染拡大は、日常を変え、皆さんの学習や部活動などの学校生活に大きな影響を与えました。
今年度から感染症法上の取り扱いが、インフルエンザ等と同様の5類に変更されましたが、新型コロナウイルスは私たちの周りから消滅したわけではありません。今後もその感染状況を注視しながら、学習や部活動等、一度しかない高校生活を充実させていただきたいと思います。これからも感染拡大防止にみんなで取り組んでまいりましょう。
さて、北海道高等学校文化連盟は、現在19の専門部、11の支部に11万3,000人を超える高校生が加盟しています。
令和4年度も各支部の大会、そして全道大会が行われ、それぞれの専門部で、芸術、文化、研究、表現の様々な分野で皆さんがその持ち味を発揮しました。7月末日から8月4日の間、東京で開催された第46回全国高等学校総合文化祭「とうきょう総文2022」では北海道内の70校から全21部門に498名の代表生徒が参加、全国でもその実力を発揮しました。
最優秀賞では、新聞部門で北海道小樽潮陵高等学校と北海道帯広柏葉高等学校、書道部門で読売新聞社賞の北海道根室高等学校と菅公賞の北海道帯広三条高等学校、
優秀賞・特別賞等では、演劇部門:北海道大麻高等学校、書道部門:北海道函館西高等学校、写真部門:北海高等学校、札幌創成高等学校、放送部門:北海道旭川永嶺高等学校、将棋部門:北海道札幌西高等学校、弁論部門:立命館慶祥高等学校、新聞部門:北海道名寄高等学校、百人一首部門:札幌大谷高等学校、立命館慶祥高等学校、自然科学部門:市立札幌藻岩高等学校など、たくさんの入賞を果たしました。
各専門部のいずれの作品や発表も、各校の生徒の皆さんの独創性と努力の積み重ねの結果であり、同時に、顧問や各専門部・支部の先生、そして何よりもご家庭の保護者の皆様が静かに見守っていただだいたことが今回の結果につながっていることと思います。各校の皆さんがそのことを十分理解し、学校を超え、同じ文化・芸術・学究に携わる仲間として活動していることが、会長として何よりの喜びです。
今年度の各支部、全道大会、そして8月に行われる「かごしま総文2023」に参加される生徒の皆さんが、研究大会を通じて、創造の多様性を尊重し、文化・芸術活動にかかわる喜びを精一杯表現していただくことを期待するとともに、保護者の皆さまのご理解とご支援に心より感謝申し上げます。
最後に、このHPを北海道外からご覧いただいている方もいらっしゃると思います。
北海道は、面積83,424㎢の四季の彩りあふれる豊かな大自然と、長い歴史と深い文化を有していますので、皆さんの探究する力の発揮や、アーティストとしての感性の表現にきっとたくさんの魅力を提供してくれると思います。
皆さん。ぜひ一度北海道にいらしてくださいね。